ランセルの公式サイト
LANCEL JAPAN
http://www.lancel.co.jp/
ランセル:LANCEL
アルバート・ランセルは、現在でこそエレガントな革製品で有名だが、ブランドの始まりは、1876年、フランスのパリで、喫煙具のビジネスをスタートしたことだった。喫煙具で成功を収め、さまざまな雑貨類を取り扱うまでに成長。
1900年にバッグなどアクセサリー関連の製品をスタート。29年、パリの中心であるオペラ広場にフラッグシップショップをオープン。30年代、アール・デコの要素を取り入れたバケツ型のバッグを発表。このバッグはブランドのアイコンともなる「プルミエ・フラート」の原型となっている。
56年には有名なカンガルーパテントのスーツケースがデビュー。このバッグにで当時珍しかった合成素材をいち早く使用し、バッグ界に一大確信をもたらした。その後もバケット型のバッグなどエレガントかつ機能性を持ち合わせたファッションで人気を不動のものとしてゆく。赤のバッグが象徴的。
「女性のためのバッグづくり、女性に夢をあたえるバッグ」がブランドのバッグ作りの原点となっており、エディト・ピアフ、ブリジット・バルドーなどフランスの象徴とされる人物が愛用したことでも知られる。1979年には画家のサルバドール・ダリとのコラボレーションを発表するなど、常に独創的なバッグを開発してきた。 「フラート」、「エスピーグル」、「カリフォーション」、「バランセル」、「パイレート」などのコモデルが人気。1987年に発表し世界中で大ヒットしたバケツ型のドローストリングバッグ「エルザ」は300 万個以上のセールスを記録した。ブランドのラインナップは幅広く、バッグの他に、靴、財布、ベルト、スーツなど幅広い。
創設当時からのスピリット"French Légèreté(フレンチ・レジェルテ)"にあふれた女性たちのために、今日でも多くのバッグを世に送り出している。パリジェンヌのライフスタイルを表現する、パリを体現するブランドである。
「フレンチ・レジェルテ」とは、直訳すると「フランス的軽やかさ」。ランセルの設立当時からのスピリットである、ユーモアをもって既成概念に囚われない、自由闊達な軽やかなパリジェンヌの生き方。それをランセルでは現代的に解釈して“フレンチ・レジェルテ”と呼んでいる。
1997年、カルティエ、クロエなどを傘下とする、リシュモンのグループに加わる。
2009年、東京、六本木ヒルズにショップをオープン。2010年、アルマーニ、ラルフ ローレンなどで活躍してきたレオネロ ボルギがアーティスティック・ディレクターに就任。
2012年6月、日本からの撤退を発表。
◆ランセルについて
1876年、劇場やムーランルージュ、新しくできたデパートが立ち並ぶ華やかなパリの時代にアルフォンス&アンジェル・ランセル夫妻がLANCEL(ランセル)を設立。デザインの原点は「女性による女性のためのバッグ」。1956年、ランセルは合成素材を使用したスーツケース「Kangaroo」を開発し、ラゲージ業界に一大革新をもたらす。 1987年に発表したアール・デコの要素を取り入れたバケット型のドローストリングバッグ‘Elsa’は、世界中で30万個以上のセールスを記録。ランセルの顧客にはミスタンゲットやエディット・ピアフなど仏を代表する女性たちが名を連ね、現在でも世界中の女性に愛用されている。
◆ランセルのブランド情報
ランセル(Lancel)は、フランスの高級鞄、革製品ブランド。
フランス・パリを拠点とする鞄、革製品の高級ブランド。特にハンドバッグ、ボストンバッグ、旅行鞄などの種類が豊富。財布など革製品の小物アクセサリー等も扱う。
1876年 アルフォンス・ランセル(Alphonse Lancel)とその妻が、パリでパイプなどの喫煙具製造業を開業。